意地悪な気持ちが湧いてきたら(一)

木村花さんというプロレスラーが、SNSの誹謗中傷が原因で自ら命を絶った
という報道を目にして、考えた。


私自身は、インターネット上にしろ、対面にしろ、
人に「死ね」とか「気持ち悪い」「消えろ」などという
言葉を投げかけたことは無いし
(いや!一度だけあった。小学生の時、いじめに加担してしまったことがある。
確か、みんなと一緒になって「ムカつく」とかなんとか言ったような気がする。
本当は別に「ムカついて」などいないし、彼が嫌いだった訳でもない。
本当に、後悔している。たぶん、一生後悔する。)
とにかく、執拗に他人に対してそんなことをする人には
きちんとした法的措置をとって然るべきだと思う。
一人の人間を死に追いやった責任は、断固として追及されるべきだ。
大体、テレビ番組にやたら感情移入して、
他人をそこまで情熱的に誹謗中傷する暇があったら、
他にやること無いのかよ、とも思う。


が、しかし。
私自身が、今まで生きてきた中で、ただの一度も人に対して
「意地悪な気持ち」を持ったことが無いかといえば、
前述したとおり、そんなことは全然ない。
正直なところ、数えだしたら切りが無いくらいある。
実際に、ちょっとした意地悪をしてしまったことだって
覚えているだけでも何回かある。

 

ネット上で他人に対して誹謗中傷を繰り返す人と比べると
程度の差はだいぶあるかもしれない。
しかし、それはあくまで「程度の差」であって、根本的には同じものだ。
だから、誹謗中傷によって一人の人を死に追いやった人達と私が
全く別の、異質な人間というわけではない。
もちろん、それを外に向かって表現するとしないでは大きく違う。
だけど、その残虐性の種は、私の中にも確かに存在している。

(ここで言う「意地悪な気持ち」は、もちろん
正当な批判や正当な怒りとは全く異なる。)

 


で、考えたのは、
「意地悪な気持ちが湧いてくるのはどんな時か」
ということだ。

 

意地悪な気持ちが湧いてきたら(二)に続く