自分の糞は自分で気張らなければならない

表題は、敬愛する整体の創始者野口晴哉氏の言葉である。

他人に気張ってもらっても、自分のうんこを出すことは出来ない。

自分で気張るしかない。

手伝うことは出来るが、最終的に出すのは本人だ。

 

 

整体師は、自分以外の人が健やかになるためのお手伝いをするのが仕事だが

あくまでも出来るのは「お手伝い」であり「応援」である。

身体の不具合を治すのは、最終的には本人にしか出来ない。

身体の状態は、その人の生活、生き方の反映だ。

 

 

整体の施術の時に、「このような運動をしてください」とか

「この習慣は改めた方が良いですよ」とかいう話をしても

「はい、はい」というだけで実際に実行する人は思いのほか少ない。

本当は、整体師の施術よりもそっちの日々の積み重ねの方が

ずっと効果があるのに。

 

 

西洋医学に基づく医療は、その他の療法に比べると

かなり強引に(他に適当な表現が見当たらないのでこのような言葉を使うが

必ずしもネガティブな意味ではない)患者の肉体に介入するので、

「医者に全てを任せて治してもらう」感が強くなる。

それは、時と場合によってはとても頼もしい存在だ。

私もこれまで何度も助けてもらって、とても有難かった。

だけど、病院で医療行為を受けたって、結局のところ

最終的に治すのは本人の身体の力である。

 

 

だから、自分の生活や生き方を省みず、改めず

誰かにどうにかしてもらおうという気でいる人はなかなか良くならない。

「やるのは自分だ」という意識が大切なのである。

 

 

もちろん、エネルギー状態の改善についても全く同じことが言える。

エネルギーは物質である肉体に比べて変化が容易なので

「誰かにどうにかしてもらおう」という意識を捨て、

「やるのは自分だ」と肚をくくるだけで

大きく変化させることだって可能なのだ。